従業員の やる気を引き出す 1|健康コラム|日本カイロプラクティックドクター専門学院

カイロプラクティック学校、整体学校の日本カイロドクター専門学院・国際基準の教育でカイロドクターを養成します。

カイロプラクティック学校のJCDC
国際整体技術学園/厚生収健政第572号 カイロプラクティック療法振興事業協同組合認定校

カイロプラクティック学校のJCDC 日本カイロドクター専門学院

東京本校 東京都新宿区高田馬場4-4-34 ARSビルディング 新宿校舎(本校)事務局入学案内係
資料請求
カイロプラクティック学校 TOP学院について授業概要卒業後募集要項
海外研修(人体解剖実習)
有資格者向けサイト
学科別適正診断
カイロプラクティック学校比較
治療院を探している方は
募集要項
イベント情報登録
厚生労働大臣認可(厚生省収健政572号)カイロプラクティック療法振興事業協同組合
バナー
「健康管理士」公式サイト
マンガでわかる!カイロプラクティックドクターへの道
JCDC創立22周年!卒業実績4,600名
テクニックルーム

健康コラム

従業員の やる気を引き出す 1

はじめに

 労務管理というと、法律面のことばかりではありません。
たとえば社員の健康管理とか、人事評価、福利厚生など様々です。
そこで、これまでは法的な労務管理の話題を多く書いてきましたが、そういった話題から少し離れて、今回は「従業員のやる気を引き出すこと」について考えていきたいと思います。


高い賃金

 従業員のやる気の源はどこから来るか?と考えたときに、もしかしたら最初に思いつくのは、より高い「賃金」ではないでしょうか。
 たしかに賃金は低いより、高い方がやる気が出るというのは正論だと思います。
ある調査によると、23.4%の企業が、高い賃金が従業もモチベーションにつながると回答しています。
およそ4社に1社ですから、これを見ると意外と少ないという印象かもしれません。

 賃金は高ければ高いほどいいように思いますが、高い賃金も、それが当たり前となるとすぐに慣れてしまいます。
そう言う意味では、高い賃金は一時的なやる気につながっても、それを維持するのは簡単ではないかもしれません。

 低すぎず、高すぎず、適正な賃金額の設定が最も重要で、歩合や賞与など成績に応じて支給するような賃金をうまく使えば、モチベーションアップにつながると思います。


適切な評価

 人は本能として「評価をされたい」という想いを持っています。
一般的な人事評価システムでは、仕事のレベルに合わせた評価の基準があって、それに従って個々の従業員ごとに評価項目が決められます。

そして、半年~1年ごとに、成果や達成度などを評価して、その結果を賃金などの処遇に反映させます。(図1)

 従業員がいい評価を受けることができれば、賃金が上がったり、役職に就いたりと、モチベーションを上げる要因となるでしょう。一方で、評価制度があっても評価設定が適切ではなく、いわゆるハードルが高い状態だと、なかなかいい評価を得られなかったりしてかえってやる気をそいでしまうかもしれません。

photo1


また、従業員が評価されているのかわかりにくいような場合には、やる気が出にくいです。
たとえば、一応定期的に評価されるが、何が評価されるのかそのときにならないとわからないようなケースです。
何を評価するのか予め明らかにして、それに向けてがんばってもらうというのが正しい順序でしょう。

 評価はなかなか難しいと言うことで、まったく評価せず無視することは最も悪いケースです。
従業員の働きに対して、いいとも悪いとも言わないのは最も良くありません。
悪くても評価される方が、無視されるよりずっといいのです。

 最初に一般的な評価制度の話をしましたが、このようなかしこまった制度が無くても、従業員が良くやってくれたら感謝の言葉を伝えることや、問題があれば適切に指導するなど、日頃の心配りを大切にするだけでも効果があるでしょう。


photo2

つづく