日本カイロブラクティックドクター専門学院理事長[2012.4.2の続き]
新渡英夫
私の知人のおばあさんは、
膝が悪くなって正座ができなくなり、何十年も続けていた趣味の茶道をあきらめて生きる張り合いをなくして、寝たきりになってしまいました。
そんなことにならないためにも、毎日自分の体をチェックして、
悪いところは早めに治してしまいましょう。
でも、「私はどこも痛くないし正常よ」などと簡単に思わないでください。
自覚症状がないからといってそれで健康体である、
心配は何もないと思われては困るのです。
まずは、これからお教えするバランスチェックを行ってみてから判断してください。
■筋肉バランスと骨格の歪みをチェックする
全身の筋肉がバランスよく、
骨格に歪みがないかどうかチェックする方法は簡単です。
チェックする部位は
首
肩
背中
腰
骨盤
股関節
膝
足首
などです。
基本的な方法としては、それぞれの部位を前後と左右に曲げ、旋回させ、向きにくい方向を探すというものです。
向きにくい方向が見つかったら、向きやすいように矯正してあげる必要があります。
その矯正する時にバスタオルが大いに役立つのです。
次回に続く