レポーター/
ライフカイロプラクティックカレッジウェスト2006年7月期入学
(当組合認定校 日本カイロプラクティックドクター専門学院東京本校13期卒業)
金井 雅人
それまで赤道近辺に南下したことがなく、アフリカという固定観念もあってかなり暑いと思っていましたが、雨季とも重なってガーナは日本の梅雨のような陽気でした。
普段はほとんど変化のないカラッとしたカリフォルニアに住んでいるので、妙に懐かしい感じがしました。
首都アクラの空港から出た瞬間に、荷物を運んで小銭を稼ごうとする大勢の人達に囲まれた時はちょっとびっくりしました。
ワゴン車に乗ってみんなで宿泊先のホテルに向かう途中に見たアクラの夜の街はとても薄暗かったです。
お店は開いても最小の電力で賄っているかのようでした。
第三世界と言ってもガーナは予想に反して近代的です。
高級車も割りと走っていて、立派な高層ビルもアメリカのようなショッピングモールもあります。
インターネットも大分整備されています。
ただ貧富の差が激しいのでしょう。
電気のない生活をしている人もまだかなりいるようですし、ホテルのボーイと話をしたところ彼の1ヶ月の給料は日本円で約7000円だそうです。
ホテルはデンマーク人が経営するどこかの大使館のような大変綺麗な建物でしたが、シャワーはお湯が出ず毎日水でした。
そして毎朝のシャワーの後はマラリア予防対策の全身防蚊スプレー噴射です。
外でその日課をしながら見る、朝靄の中を人々が往来するその風景は大変異国情緒が漂うものでした。
ガーナの人達は何でも頭に載せて歩きます。そのバランス感覚は非常に優れていて驚きました。
つづく