世界のカイロプラクター紹介
クラウディア・アンリグ
現在ドクターの多くがカイロプラクティックを単なるヘルスケアの仕事として行っています。
社会に出て、本格的に世界を変える使命を帯びた人のライフスタイルとしてのカイロプラクティックではありません。
勿論私たちの職業は「症状緩和モデル」にとどまるべきだとする動きがある事は分かっています。
ウェルネス(快適な状態)と予防はまさにカイロプラクティックの真髄です。
この職業があるべき姿で、もしもこの先100年生き延びるつもりであれば、そこに注意を集中しなくてはなりません。
ウェルネスを受け入れていなかったらD.DパーマーとB.Jパーマーが与えてくれた機会を全て逃していたでしょう。
私たちはこの100年間、疼痛緩和ケアを実によくやってきました。
これからの100年間は父親も母親も子供も、みんながカイロプラクティックケアを受けられるウェルネス分野に携わるべきです。
カイロプラクティックに人々が緩和ケアを受けにやって来るのは、カイロプラクターがその様に案内しているからです。
今ではカイロプラクターたちは、自分達に出来るのは腰痛・頸痛・頭痛の緩和だけだと思っています。
緩和ケアだけを受けようと思ってやって来る患者さんを教育すれば、もっと大勢の人が来院する様になります。
そしてカイロプラクターとして忘れてならないのは、アジャストメントの効力のすごさと、それを当り前と思ってはならないという事です。
カイロプラクターはアジャストメントに着き過ぎず離れすぎない事が大切です。
もしそうなったら関節を巧みに扱うだけの技術者になってしまいます。
世の中にマニュピレーションをする人は大勢いますが、それはカイロプラクティック・アジャストメントではありません。
多くのカイロプラクターがアジャストメント・アーティストになるほどアジャストメントは患者さんにとってますます大きな効果を持つようになります。
カイロプラクターが出来る事の中で最もパワフルなのはアジャストメントです。
それがどれほど効き目があるものかを実感出来れば中には「自信」を持てないでいる人も充分に自信をもつ事が出来ます。
同業の皆さんには、アジャストメントの本源へ戻るという希望を持ち、教育者である事を決してやめないで下さいと念を押して申し上げたい。
教育は開業中、絶えず行います。
コミュニティーの中で最も優秀な教育者になる事、ミッションのうちでもこの部分は決して忘れてはなりません。
何千という患者さんの生命に触れ、感動を与えるカイロプラクターになって欲しいと切に願います。