マッスルエナジーテクニック(MET)とは? 軟部組織のマニュピレーションの一種で、施術者によって方向と強度を正確にコントロールされた抵抗による、筋肉のあらゆる種類の収縮を利用した方法。この方法により、機能不全を起こした軟部組織、筋肉のグループの機能改善、浮腫、腫れ等の減少、関節の可動域の回復などを可能にします。 基本的なテクニックとしては、PNFの2つの原理(自己抑制、相反抑制)を応用したもので、アイソメトリック、求心性アイソトニック、遠心性アイソトニック、アイソリテックなどの筋収縮タイプを利用して行います。これらのテクニックを利用して、リフレックスアーク(反射弓)に働きかけ、yシステムのリセットを通じて問題を起こしている筋の正常な機能を取り戻すというのが基本的な治療理論。完
最近アメリカのスポーツ医学の現場で認知されているマッスルエナジーテクニック(MET)ですが、これはオステオパシーの権威レオン・チャイトウ氏が提唱する手技で、治療者が患者さんの筋肉に対し、特定の方向に力を加え、患者さんはコントロールされた姿勢からその力に反発する特定の方向に自らの筋肉を収縮させるというシステムです。過度に緊張した筋肉や関節可動域の改善、弱い筋肉の強化、疼痛の緩和、病気やケガの後のリハビリにと急性・慢性両症状の治療に威力を発揮する療法といわれています。 これらのテクニックは非常に奥深く、テクニックをマスターするのにも時間と労力を必要とします。それぞれのテクニックを詳しく説明することは紙面の都合上困難ですが、これらのテクニックがプロの野球の現場でどのように応用されているかを紹介します。つづく
これらのプログラムは、投球モーションを繰り返し行うスポーツ選手のコンディショ二ングのみならず、肩周辺痛の治療にも活用することができます。Ⅰ. 肩甲骨安定プログラム ( 肩甲骨の正常な機能を確保するための)Ⅱ. ショルダー・プログラム スタンディング・スキャピュション・トゥ150度/スタンディング・アブダクション・トゥ90度/ウォール・スクラブ/プローン・パーム・ダウン・アブダクション・アット90度/プローン・サムス・アップ・アット135度/プローンエクステンション/サイドライング・エクスターナル・ローテーション/セラバンド・インターナル・ローテーション/セラバンド・エクスターナル・ローテーション/セラバンド・クロスボディ・プル/ボディブレード・サイドライング・エクスターナル・ローテーションつづく
複雑な投球モーションは、ローテーターカフ(腱板)や肩関節周りの小さな筋肉のグループが大きくかかわります。これらの筋肉グループは、大きな力を生む主動筋グループを絶妙にコントロールしながら減速するという投球モーションの中の重要な役割を果たしています。
動的な一連の投球モーションのなかでは、肩関節の土台となる肩甲骨の安定性、投球肩の柔軟性と安定性が最も重要な要素となります。 また、肩関節の関節包や関節周りの靭帯も、円滑な肩の動きを可能にするために柔軟である必要があります。柔軟性向上エクササイズ(ストレッチング)は、投球プログラムの前後で行うことが理想的です。投球モーションの中で肩関節周りの筋力の理想的なバランスを保つことが、健康な肩を保つために不可欠です。つづく
2014年12月13日(土)に、永原稔朗ATCによるスポーツコンディショニングセミナーが日本カイロプラクティックドクター専門学院大阪校にて実施されました。 大阪校の学生・卒業生(11名)と名古屋校からも学生・卒業生(4名)が参加されました。 テーマは「メジャーリーグにおけるアスレチック・セラピーとメンテナンスプログラム」です。つづく
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