レポート : JCDC名古屋校21期生 千田 紘生
以上それぞれのテクニックについて紹介をしましたが、すべてのテクニックに共通していることはセラピストの気持ちが治療効果に非常に深く関係してくるということです。
マッサージではカイロプラクティックとは違い、気の交換ということも行うのでセラピストのその日のテンションや治療に向かう時の気持ちが重要になってくるそうです。
逆にクライアントからセラピストへ悪い気が入ってきてしまうことがあるのでそれを受け取らないようにするということも非常に重要なことだそうです。
自分が一番驚いたのはカイロプラクティックの治療は患者さんの症状に合わせて行いますが、マッサージでは治療の前に今日はこういった事をするんだと決めてから治療を行い、自分の気持ちも入らない、クライアントからの気持ちも入らないという一線を張って行わなければならないということでした。
これはすべての治療にも言えることで、一線をしっかりと張ることで患者さんに入り込みすぎない、逆にドクターに依存させすぎないということは非常に大切なことだなというように感じます。
今回の研修ではカイロプラクティックとは違ったテクニックを習ったのですが、考え方・テクニック共に今後の治療に上手く取り入れられたらとても有効だなと思いました。
最後に短い期間でしたがアメリカでの生活は、より自分を大きく成長させてくれたと思います。この研修に参加できて本当に良かったです。
完