スポーツカイロプラクティック ライフカイロプラクティックカレッジウエスト卒
広尾カイロプラクティックオフィス院長 田中 稔久D.C.
今回はスポーツ障害予防についてお話をしますが、スポーツ障害だけでなく全般的に言えることですので、施術者の今後の参考になればと思います。
人間の骨格は骨格筋によって支えられています。関節は骨格筋の働きによって可動します。当たり前のことですが、施術する上で大事なことです。骨格を支えられなくなった筋がひとつでもあれば姿勢は歪み、正しく筋は働きません。筋機能低下は運動神経にも悪影響をもたらします。では、本題に入ります。以下の内容を参考にして下さい。
静止姿勢による分析は、前額面、矢状面、水平面から体の歪みを見て、骨格の配列と筋群の状態を予測します。姿勢分析は触診の前に行う検査法ですので、予測になります。確定は触診または画像による診断になります。
もし、姿勢分析(前額面)によって骨盤が右方向にシフト(平行移動)していたら、どのような予測になるでしょう。この状態がもたらす症状、兆候が以下の説明となります。
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