カイロプラクティックは、人体の構造と仕組み(人の骨格やそれに付随する筋肉や神経の流れと働きなど)を徹底的に研究し、それらと病気の関係を究明して打ち立てたカイロプラクティック理論に基づいて行う、きわめて科学的な手技療法です。
また、背骨周りの筋肉も、肩こりや腰痛と大いに関係があります。骨の状態を清浄に保つには、筋肉を鍛えることによってお互いの筋肉のバランスを整えることが重要になってきます。
たとえば神経の束である脊髄は、頭蓋の中の大脳、延髄と直接つながっていて、脳からの指令を手足に伝達する大変重要な役割を果たしています。その中の肩こりに影響する神経や腰痛に影響する神経が骨格の障害によって刺激を受けると、肩こりや腰痛などの症状が出現します。
背骨の構造をもう少し詳しく説明しておきましょう。人間の背骨(脊柱)は、首から腰まで小さな骨(脊柱骨)が積み重なってできています。上から順に、頸椎(七個)、胸椎(一二個)腰椎(五個)、仙椎(五個)、尾椎(四~五個)で構成されています。背骨はこれらの骨と神経、筋肉によって機能しています。
背骨がおかしくなると、身体の中のあらゆる機能をコントロールしている脊髄神経に影響して、筋肉や内臓、その他の器官の働きに悪影響を与えます。神経系だけでなく免疫系にも影響を及ぼすことになります。背骨は人間の健康を司る非常に重要な働きをしているのです。
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