腰は疲れが溜まりやすいところ。ギックリ腰や慢性の腰痛を防ぐためにも、疲れはその日のうちにとりましょう。腰の骨は1人ではなかなか伸ばしづらいため、お風呂上がりにご主人と交互に腰を伸ばし合っていただきたいものです。足にしびれがある人も、足そのものが悪いのではなく足につながる腰の神経が圧迫されていることが原因の場合が多いため、この腰のけん引をおすすめします。
①仰向けに寝て両膝を軽く立てる。②協力者はその膝の下に通したタオルの両端を持って足元に立つ。その際に寝ている人の足の甲を足で踏む形で固定させる。③そのままの姿勢で協力者は自分の方へタオルを引っ張る。(POINT)人によっては音がするかもしれませんが、心配は無用です。とても気持ちがいいはず。
その中で、大脳皮質に促通する新脊髄視床路がある。これは、脊髄正中を横断し腹側外側脊髄索を上行する太くて、かつ最短距離を辿るものとされている。この伝導路では、その30%が侵害刺激にのみ使われ、残りの70%はあらゆる感覚器に反応すると言われている。 なお、この系が比較的新しいとされるのは、ほかに痛みの動機づけに反応する(いわゆる旧脳の)旧視床路、網様体路などの情動疼痛路(退避性、情動性など)が存在するからである(図14)。 特に、この系で重要なのは網様体から水道周辺灰白質に痛みが投射されると、麻薬様物質が誘発され、下行性の刺激情報に対し、抑制系としての機能を果たすということである。 また、痛み刺激において記憶の貯蔵と再生が果たす役割(側頭葉)も見逃すことはできない。 なぜなら、そうした経験により痛みの閾値は低下し、それまで無害刺激であったものが痛み刺激に転じてしまうからである。MEMO延髄のNGC細胞(脳・脊髄間)を刺激すると、Aδ線維およびC線維が最大に反応する。また、脳脊髄液を含む脳室周辺の脳である水道(パイプ)周辺(ペリ)の(橋、視床下部間)パイプは脊髄とつながっており、ここを刺激すると痛み行動をブロックし、かつNGC細胞の活性を抑制する。完
背骨は本来後ろに彎曲しているものですが、デスクワークや勉強でほとんどの人が背中を丸めた状態で仕事をすることが多いため、その彎曲が過度になりすぎています。これを伸ばすと実に気持ちがいいので、週に1回、休日の夜などに家族で協力し合って背中の伸ばし合いっこをすることをおすすめします。
①行ってもらう人は仰向けに寝て、タオルを背中からあてがい両脇の下から出す。②協力者は頭の方を向いてタオルの両端を持ち、自分の方へ引っ張る。★協力者が2人いる時は、1人に足首を押さえてもらうといっそう効果的です。
緊張しているわけでもないのに、手がしびれて震える人がいます。これはほとんどの場合頚椎が圧迫されていることによって起こります。圧迫された神経が末端の手先に異常のシグナルを送り、しびれという現象になって現れるのです。ですから手のしびれる人は頚椎をけん引して矯正することをおすすめします。
①行ってもらいたい人は仰向けに寝て、後頭部から首の下にタオルを通す。②協力者は寝ている人の頭の正面に立ち、タオルをクロスさせて顔を包むようにしながら、真上ではなく自分の立っている方へ引っ張り、首の骨を伸ばすようにする。
首のあたりが重苦しい、肩がこる、頭痛がする、これらの症状はすべて首の骨の歪みによって起こります。この首の歪みをスキッと治すことができれば、上半身のほとんどのモヤモヤが解消するといっても過言ではありません。
①行ってもらう人は床に腰をおろし、上体を起こす。②協力者はその背後に回り、タオルの端を両手に持って立つ。③タオルを顎の下にかけ、真上よりやや後方に1、2、3と数えながら引っ張って3で停止、そのまま3秒数える。④停止①から1、2、3と数えながらゆっくり元に戻す。(POINT)これで1セットとして、およそ10セットもやれば、首も方も驚くほど軽くなります。注意:行ってもらう人は、肩の力も首の力も抜いた状態で。
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