レポーター/志賀松 綾子
ライフカイロプラクティックカレッジウェスト2014年7月期入学
(当組合認定校 日本カイロプラクティクドクター専門学院東京本校33期卒業)
こんにちは、今回はガンステッドテクニックのブー トキャンプのセミナーについてお話ししたいと思います。このセミナーの主催者は、Dr.Herb Wood DCで、ガンステッドテクニックを使っている現役の カイロプラクターです。このセミナーは、ワーク ショップ3回、ブートキャンプ3回の3セット計6回 のシリーズになっています。1セットごとに、ワーク ブックとそれぞれのテクニックのDVDがもらえます。
1回のセミナーの期間は金曜日の午後5時から午 後9時、土曜日の午前9時から午後6時、そして日 曜 日 の 午 前 8 時 か ら 午 後 12 時までの3日間です 。金曜日は主にレクチャーで、Xrayの診断方法やケー スマネージメントを学びます。土曜日と日曜日はテ クニック(ハンズオン)の練習です。ワークショップと ブートキャンプは交互に行います 。ワークショップでは矯正時の姿勢や体のポジションの調整に時 間をかけながら練習していき、ブートキャンプの時 はその復習とさらに細かい姿勢の修正をして、練習 していきます。
第1回目のセミナーはワークショップで腰 椎、仙 腸関節のサイドポスチャーのプッシュのテクニックを 習いました。テクニック練習の初日(土曜日)は授 業で習った姿勢とは違うDr. Wood DC独特の姿 勢、ポジショニングだったので、思うように体が動 かせず、セットアップ練習をして、その都度、前足、 後ろ足の位置や姿勢の修正が入りました。その修正 された姿勢もまだ慣れていないせいか、そこからの ボディドロップがまた難しかったです。
テクニック練習の2日目(日曜日)はサービカルチェアを使って の頸椎のアジャストの練習をしました。サービカル チェアは患者が椅子に座った状態で、矯正するア ジャスト方法です。ガンステッドテクニックのサービ カ ル チ ェ ア の ア ジ ャストの特徴は 、 ドクターの間接手です。
まず、初めに患者の顎を第二、三指で挟んで、 直接手でセットアップをした後、そのセットアップの 状態を維持したまま、間接手の母指球で患者の頬 の部分に接触し安定させます。私は、よくこの間接 手を患者の顎から頬に移行する際に、直接手が崩 れ て し ま う の で 、 こ の 移 行 中 の セ ットア ップ を 維 持 して、矯正にもっていく事に特に気を付けています。 あと、頸椎特に上部頸椎はとてもデリケートなので、 優しいコンタクトが必要なのですが、どうしても力 が入ってしまうので、軽いコンタクトにも気を付け ています。
第2回目のセミナーはブートキャンプで、前回の 復習になります。前回の練習を踏まえて、ブートキャ ンプでは注意ポイントの確認のあと、患者、ドクター が入れ替わりひたすら練習です。前回の時は、あ まりしっくりとしていなかった自分のポジショニング が、ブートキャンプ時には、違和感なくすることが できていてうれしかったです。サービカルチェアの 練習時には、前回気を付けていたことが、強く意 識しなくてもできていたことが すごくうれしかった です。
第1回目と2回目のセミナーの間は約1か月間あ いていますが、学校のガンステッドテクニックの授 業やクラブで練習があって、良い復習の機会にな りました。これからも、このセミナーで覚えた体の 使い方や、感覚を忘れないように練習していきたい と思います。