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健康コラム

第12回 「カイロ祭」開催!

日 時 2014年7月21日(月)・22日(火)
会 場 ルネッサ赤沢


 カイロプラクティック療法振興事業協同組合及び日本カイロプラクティックドクター専門学院各校、合同による恒例の「海の日」伊豆合宿経営セミナーを7月21日・22日の2日間にわたって静岡県にありますルネッサ赤沢にて開催しました。

 新渡理事長の挨拶ではじまった今回の『カイロ祭』はJCDC東京本校の山崎副学長を大会委員長に迎え、開催しました。
今回のセミナーの内容は、学術的なものではなく『集客力アップ』をテーマに、2部構成で行いました。

 第1部は、当組合のホームページやカイロライフで連載を頂いている(株)サイバーアクセル・アドバイザーズの佐藤様に「HP経営戦略で集客力アップ」をご講義頂きました。
いくつかの事例をもとに、具体的に改善すべきホームページの修正ポイントなどの説明がありました。

 第2部では(株)チーム・チャンネルの岡様、山本様に「Tポイントカードを活用した集客力アップ」と「カイロ・整体サロンの集客力のアップについて~女性顧客の獲得~」をご講義頂き、岡様からTポイントカードについて、保有枚数や他社とのポイントの比較、利用者のデータ分析や利用例など興味深い説明を頂きました。

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また、山本様からはカイロ・整体サロンでの女性顧客の獲得について説明があり、カイロ・整体サロンなどの現状や顧客の重要視するポイント、各種媒体の特徴、治療院運営の工夫など貴重なお話が聞くことができました。
参加された組合員の方々は、説明された3名のお話を真剣に聞き入り、質問される方が数多くいました。

 セミナーの最後に、小倉学長より締めのご挨拶を頂き、治療院の運営の今後の在り方や組合員様への激励などをお話され、セミナーは無事終了となりました。

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 セミナー終了後は、参加者の交流を深める恒例のバーベキュー大会。学院長や協力企業の方々、治療院の院長やスタッフなどが参加し、普段見られない笑顔で大いに盛り上がりました.

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頚部椎間板ヘルニア

 多くは椎間板の退行変性に基づく。髄核が後方繊維輪を突き破って、後方あるいは後側方に突出・脱出し脊髄や神経根を圧迫し、脊髄症・神経根症状を引き起こす疾患である。

頚椎部の好発高位としてはC5-6間、C6-7間、C4-5間の順で、30代から50代の男性に多くみられる。


■問診ポイント

1.ヘルニアの脱出方向・圧迫組織により症状が異なる。

2.日常や仕事での頚椎負担を推察。
 ⇒スポーツ選手に好発する。

3.疼痛出現の誘因と外傷の確認。

4.一般的にヘルニアの疼痛は頚椎運動に伴う。

5.安静時痛・夜間痛を伴う場合は、炎症・腫瘍性疾患を疑う必要性あり。

6.治療を受けている場合はその効果を確認。

7.脊髄症状を示す症状の有無。(箸が使いにくい、ボタンがはめにくい。歩行障害など)


■症状

 頚部痛、項部痛に加え、後方ヘルニアでは脊髄自体を圧迫し、圧迫性脊髄障害を呈する。
後側方ヘルニアでは神経根が圧迫され、神経根刺激症状を呈する。(上肢の疼痛・知覚・運動障害)


頚椎症状


 後頭・肩甲部のいわゆる肩こり、疼痛、運動制限、伸展位で憎悪多い。安静時陰性、咳やくしゃみで疼痛、放散痛が生じることが多い。(デジェリン徴候陽性)


神経根症状

 一側(まれに両側)の肩甲周辺の疼痛、上肢への放散痛、前腕・手指へのしびれ深部反射・筋力・知覚の異常。


脊髄症状

 知覚障害は手指・手掌全体に及ぶしびれ感が主体。さらに体幹・下肢に拡がる。運動系として書字、更衣、食事動作など困難になる。下肢痙性麻痺として、階段は手すりが必要になり、走行、飛躍ができず、重度の場合は排尿不全や頻尿も自覚することも少なくない。


■理学所見

1.脊椎可動検査。運動制限と症状の誘発がどの方向で出現するか。
⇒伸展時に可動制限と症状の誘発が多くみられる。

2.頚椎圧迫テスト陽性。上肢への放散痛、しびれが誘発されれば神経根の可能性高い。
⇒責任高位を深部反射・筋力・知覚の評価で推定可能。
(画像と一致すれば確定)

3.前・後屈で四肢への電撃痛出現は脊髄腫瘍多発性硬化症などの疑いも考慮。

4.脊椎所見のみでの頚椎症との鑑別困難。

5.前屈制限が多く認められる腰椎椎間板ヘルニアとは対症的である。

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鑑別診断

脊髄腫瘍・・・・・・・・ 安静時・夜間痛、下肢症状、膀胱・直腸障害。
パンコースト腫瘍・・・ 肺尖部の腺癌。肢位と無関係の安静時痛。全方向の頚椎運動痛が出現し、腋窩から上肢尺側に激痛。x-rayで腫瘍認める。
絞扼性神経障害・・・・ 胸郭出口・肘部管・手根管症候群。

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神経根由来の放散痛の部位
 C5神経根症では肩から上腕へ、C6神経根症では前腕橈側へ、C7神経根症では前腕伸側へ放散する疼痛が出現する。


■画像診断
X-ray:前後像と側面像を撮影。腰椎の側弯有無や前弯の程度を観察。
椎間板腔の狭小化が認められるが、ヘルニアの特徴的な単純X線所見はない。
高度な脊椎性変化が認める場合は頚椎症との診断が多い。
退行変性・後縦靭帯骨化症などの有無を確認。

MRI:椎間板ヘルニアや椎間板変性に診断で最も優れた画像診断である。
CT:脊柱管の形態を知るにはCTによる横断像が最適である。

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カイロプラクティック教本-四肢編12-

◎ 足関節のモーション・パルペーションとマニピュレーション

■下肢帯の構造と機能

 

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1.指関節


 第2~5指は、基節骨、中節骨、未節骨を持ち、それぞれMP、PIP、DIP関節と称する。第1指は基節と未節のみであり、それぞれMP、IP関節と呼ぶ。

 第1指は地面を押さえ、第2~5指が土を握り締めるように機能する。

1)施節間(蝶番)関節(Interphalangeal joint)
 第1~5指の基節骨と中節骨および中節骨と未節骨から成り、各指節骨頭と遠位の指節骨底とで作る蝶番関節(屈曲、伸展)である、背側の指伸筋腱膜と底面の底側靭帯および側面の側副靭帯により補強されている。

2)中足指節(球)関節(Metatarsophalangeal joint)
 中足骨頭と各基節骨底とで作る球関節であり、背側の伸筋腱膜、側面の側副靭帯、底面の底側靭帯により補強されている。屈伸(前方への蹴り出し)に伴い、軽度に内、外転および内、外旋に働く。


2.中足部(図23)

 足部の関節は一般に指(足指)部、中足部、足根部に分けられる。とくに各中手骨頭が体重負荷に働いており、足部の障害との関係が深い。また、第1中手骨骨頭の内・外側のくぼみに種子骨を持ち体重の負荷を助けている。

1)足根中足(平面)関節(Tarsometatasal joint)
 足根骨の遠位の列と中足骨底間で作る平面関節である。ただし、内側楔状骨と第1中足骨間は独立した単関節であり、他の4つの関節は関節包を共有する複関節である。
 同関節は背側、底側の足根中足靭帯および骨間楔中足靭帯により補強され、横足弓を助け、かつ体重の負荷によりわずかに可動する。別名をIisfranc join(t リスフラン関節)という。

2)中足間(半)関節(Intermetatarsal joint)
 各中足骨底が互いに接触する面には中足間関節がある。関節包を足根中足関節と共有(複関節)する平面状の半関節であり、背側・底側の中足靭帯および骨間中足靭帯により補強されている。

 これらの関節は、足根中足関節と連動し、体重負荷に働くほか、蹴り出しを助ける。





カイロプラクティック教本-四肢編11-

◎ 足関節のモーション・パルペーションとマニピュレーション

■下肢帯の構造と機能


 両側の寛骨により仙骨の耳状面を挟み仙腸関節を形成し、その前面で恥骨結合を作る。
また、思春期まで軟骨結合していた腸骨、恥骨、坐骨の3つの骨が、思春期以降に癒合して(上下各半分および後面)、扁平な1つの寛い(広い)骨に変わる。

 左右の寛骨と、仙尾両骨を合わせた盥(たらい)状の骨格を骨盤と称し、脊椎と不動の連結を行っている。
また、この3骨が結合する外側の半球状の陷凹(寛骨臼)に大腿骨がはまり込んで股関節を形成する。

 大腿骨(管状骨)は、下腿の骨および膝蓋骨(種子骨)との間に膝関節を作る。
また、骨は同じ下腿の腓骨との間に上端で腓関節を、下端で骨間膜により靭帯結合をそれぞれ作る。

 さらに、・腓両骨および距骨(足根骨)との間で足関節を形成する。足の骨は26個であり、足根骨7個(縦、横の足弓を持つ)および中足骨5個をもって距骨下・距踵舟(ショパール)、踵立方(同)楔舟、楔立方、足根中足(リスフラン)、中足間、中足指節などの各関節を形成している(図22)

 また、足の骨14個により基節間、中節間、未節間に指節間関節をそれぞれ作る。なお、第1指(母指)だけは2節である。

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つづく





パート・アルバイトの 労働法 2

有休休暇はあるの?

 「パートさんも有休あるの?」これもよく聞かれることです。
 パートであっても有休はあります。ただし正社員と比べて、労働日数が少なかったり、労働時間が短い事が多いので、それに比例して正社員よりも少ない有休が与えられることになります。
週の所定労働時間が30時間未満のパートなどについては、正社員とは違う図2のような日数が付与されます。

 たとえば、1日の所定労働時間が6時間で、週の所定労働日数が3日の場合は、勤務開始6ヶ月経過後に5日の有給休暇が付与されます。(正社員の場合は10日)

 なお、正社員と同様に、有給休暇が付与されるためには所定労働日数の80%以上出勤していることが必要です。
また、有休の有効期限についても正社員と同じく2年です。

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5年働くと正社員になれるって本当?

 「5年働くと正社員になれるらしい」こんな話をパートさん達がしているのを聞いたことがあるかもしれません。

 これは平成25年4月の労働契約法改正の時に話題になりました。「正社員になれる」というのは、実は正しくありません。

 これについては概要を説明します。
パ-トなどは、1年とか半年という期間雇用を繰り返し更新していることが一般的です。
このような契約更新を繰り返して5年を超えるときは、労働者に、期間を定めない契約への変更を申込む権利が発生します。

あくまで契約期間のことだけで、その他の賃金などの条件は変わりませんから、正社員になれるということではありません。
しかし、これにより希望すれば正社員と同じく定年まで働くことがで
きるようになります。

したがって、これに対抗するためには、「パートさんは4年まで」にするなどの措置を、最初からしておくことが必要です。
なお、5年のカウントは平成25年4月1日以降に開始された契約から始まります。
それ以前の契約が何年続いていても、この5年にはカウントされません。


  まとめ

 冒頭にも述べたように、「パートだから」という理由のみで待遇に差がつけられていることが多く、国の方針としては、パートとか正社員などの呼び名にかかわらず、同一の業務に対しては同一の待遇をするようにということで、法律などの整備が進んでいます。

今後もまだまだ多様な働き方が増えていくことが予想されますが、それぞれの働き方に応じて、どのような法律の適用を受けるのか、経営者としては注意をしておくことが必要です。