日本カイロブラクティックドクター専門学院理事長[2012.7.27の続き]
新渡英夫
背中のバランスチェック法
まず立った姿勢で胸を張り、背中の肩甲骨をできるだけくっつけようとしてみてください。
この動作がスムーズにできた人は問題ありませんが、ちょっと辛いなと感じた人は胸をそらしにくい状態になっています。
次にできるだけ背中を丸めてみてください。肥満タイプの人に多いのですが、案外背中を丸められないという人もいるものです。
胸を張り堂々としていることは決して悪いことではありませんが、張りっぱなしで固まってしまうのはよくありません。前後左右にバランスよく柔軟な体が理想です。
回旋チェックは、イスに腰掛けた状態で左右に水平に回します。どちらかに回しづらかったら、回しづらい方向に背骨を回す必要があります。
側屈チェックは、イスに腰掛けて背骨をピンと伸ばし、胸の骨を意識しながら背中を左右に倒します。
背筋を伸ばさずに倒すと背骨ではなく腰を倒していることになるため、かならず腰から倒さずに背骨を左右に曲げるつもりでやるのがコツです。
次回に続く