スポーツカイロプラクティック ライフカイロプラクティックカレッジウエスト卒
広尾カイロプラクティックオフィス院長[2012.9.18の続き]
田中 稔久D.C.
足根関節が安定しない状態は下腿全部、後部または側部の一つまたは複数の筋群が関節を安定させようとして硬くなります。
足根関節の不安定と下腿の筋機能低下は膝の位置的変位と関節可動制限そして仙腸関節または腰部の痛みと結果を招くことがあります。
野球のバッターがスイングし、腰を回旋させボールを打つというのは変な話です。
股関節の可動制があってのバッティングです。もともと腰部はそれほど回旋しません。
ただ、股関節の動きの制限があれば、腰部へ回旋する力が加わり、損傷させてしまうのです。
腰部の回旋に関係する筋群が強ければ損傷はないと思いますが、大体足、膝、股関節からの影響を受ける場合は腰の回旋筋群は多少なりとも弱化しているでしょう。
腰の回旋はコンセントリック収縮ではなく、エキセントリック収縮による回旋防御または制限させるための働きだと思って下さい。
次に続く