次にうつ伏せになりクロールのバタ足の要領で左右の足を交互に後ろに上げてみてください。 どちらか上がりにくい足があったら、そちら側の腸骨が後方にズレていて足が伸びにくい状態になっているので、矯正する必要があります。
さらにもう一度仰向けになって片足は伸ばしたまま片方の膝を立て、内側(右足ならば左方法)と外側(右足ならば右方向)にひねってみます。 左右とも同じように内側と外側にひねってみて、やりにくい方は骨盤のつなぎが歪んでいるため矯正が必要です。 骨盤が開いていると内側にひねりにくく、閉じていると外側にひねりにくくなります。この方法は股関節のチェックも兼ねています。 次に続く
骨盤のチェックは床に寝た状態で行います。
まずは仰向けに寝て左右の膝を交互に片方ずつ立ててみます。どちらか一方の膝が立ちづらい場合は、そちら側の腸骨が前方にズレて足が曲がりにくい状態になっています。例えば左膝がスムーズに立てないのなら、前にズレている左の腸骨を後方に戻さなければならないため、左右の運動を行います。右膝が立ちにくければ右足の運動を行います。
通常は片側の腸骨が前方にズレると、もう一方は後方へズレるというのが一般的ですが、中には両方の腸骨が前方にズレているケースもまれにあります。
次に続く
骨盤は、背骨を支えている仙骨とその両側にある左右の腸骨でできています。そして腸骨と仙骨をつなぐ関節を仙腸関節といい、骨盤と腿の骨をつなぐ関節を股関節と言います。
骨盤の歪みは人それぞれですが、通常骨盤が開いていたり閉じていたりするケースと腸骨が前後にズレているケースが考えられます。どちらのケースも、左右両方が歪んでいる場合とどちらか一方だけが歪んでいる場合があります。
また骨盤が歪むと連動して股関節も歪みますが、チェック方法は共通です。
膝のチェック法
膝関節は屈伸運動でチェックします。膝に故障を抱えていたり、膝関節の固い人にとって、屈伸はかなりハードなはず。膝関節には2通りのケースがあるため、自分の伸ばすときに辛いのか、あるいは曲げるときに辛いのかをきちんとチェックしてください。
足首のチェック法
足首の固い人はネンザしやすいので、曲げたり伸ばしたりがスムーズか、あるいは内・外側へ曲がるかどうかをチェックしましょう。ハイヒールをよく履く女性は、足首を鍛えておかないと膝痛にまで発展しかねませんから注意が必要です。また、外反母趾を予防するために足の指を鍛えることも忘れずに。
終わり
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