Material and Methods
Subjects groups
C 1 : 病理的要因を有さない者;コントロール群- n = 1 6 ,
11women,5men,ID#1-16
C 2 : 腰椎部に構造上病理的異常を有する者; 異常群
-n=17,8women,9men,ID#17-33
両群とも被験者は呼吸器疾患を有さない者で構成されている。
異常群被験者の腰椎部異常は過去のMR画像により確認された。
本研究では、腰椎部の先天性構造異常及び外傷性欠損を有する者は除外した。
異常群被験者の慢性腰痛は1年以上の罹患期間を条件とした。
各被験者の脊柱病理的異常に関する情報をtable2に示す。
急性疼痛は異常群の条件ではなく、主な条件はtable3で示す脊柱異常である。
被験者グループ内年齢差をpaired t-testで評価し、その結果、統計学的有意差なし(p=0.08)と確認された。Kolmogorov-Smirnov testにおいても被験者グループ内年齢の標準化が確認された(pc1=0.89,pc2=0.55)。
Study settings
横隔膜活動を以下の2条件で評価した。
・S1:仰臥位、tidal breathing
・S2:仰臥位、tidal breathing、下肢遠位部への股関節屈曲に対する伸展負荷有り
下肢への負荷はJandaの筋力テストグレード4を適用した。
この負荷時に被験者の疼痛が悪化しないことを確認した。
つづく