今年も新しい年を迎えて、いかがお過ごしでしょうか。
昨年からさらなる不景気が押し寄せてきています。
そろそろ底を見たという人もいれば、まだまだ続くという人もいます。我々の業界にもかなり影響が出てきているようです。
こんな時代だからこそ、本当に良いものだけが残っていくように感じられます。
現在病気は60万種以上あるのではないかと言われていますが、現状に把握されているものだけでも20万種はあり、そのうち現代医学で対応可能なのは、2万種程度だともいわれます。
どんなに発達した最先端の医学でも、やはり現状での限界があります。
原因不明の難病と言われることがありますが、現象が存在しているのですから必ず因果関係は存在するのが科学の常識です。
この不明な点を解明するヒントが、日本ではまだなじみが薄い宇宙医学という分野にあるように思えたので、今回は紹介をしてみたいと思います。
この宇宙医学は、NASAではずいぶんと研究が進められているようです。
ある著書にこうあります。
過酷な訓練に耐えた宇宙飛行士が宇宙から戻ってくると、その肉体に年老いた人と同じような兆候が見られるのはなぜだろう。
無重力状態で宇宙飛行士の肉体に起こる変化は、老化の症状とあまりにも似ている。立っていても座っていても、歩いたり走ったりしていても、私たちを地面に引きつけている重力は、私たちの骨や筋肉や身体の感覚をいつも刺激して、良い状態に保つ働きをしているらしい。
だから重力の影響を受けない宇宙空間では、宇宙飛行士は一時的に老いてしまうのだ。
家に閉じこもってゴロゴロして過ごす、ちょっとした移動にも歩かずに車を使う、まるで重力の恩恵を避けているような生活は、歳をとって辛い症状に悩まされる原因である。
つづく