2006年に発足致しました茨城カイロプラクティッ ク学会(岡村秀昭会長)第4回学術大会が12月 13日に水戸市桜川の日本カイロプラクティックドク ター専門学院水戸校内で行われた。
開会にあたり会長より、『第4回を無事に向かえる 事が出来ましたのも当会の趣旨に賛同、支持、ご 協力頂いております。
本日、発表される先生方、大 会準備にご協力賜りました皆様に厚くお礼申し上げ ます。』と挨拶から同大会は始まった。
日々、県内の治療院で活躍されている先生方に よる臨床研究発表、症例発表を行った。会場で は、多くの質問などがあり、大いに盛り上がりをみ せた。
参加された、あおぞら整体院 金田誠司院長は、 私の好きな言葉に『愚者は経験に学び、賢者は歴 史に学ぶ。』というものがあるのですが、まさにこの 学術大会は“歴史に学ぶ” 最高の機会だと思いま す。
“経験に学ぶ” と言うと聞こえはいいですが、言 い方を変えると“失敗して学ぶ” ということになりま す。
しかし、我々カイロプラクティックドクターが“失 敗” すると、被害を蒙るのは患者様なのです。
そし てそれは、カイロプラクティック業界全体に対する不 信感につながりかねません。
ですから、このような場 で、臨床に携わるカイロプラクティックドクターの方々 が実際に経験した症例を発表し情報を共有するとい うことは、どちらかというと閉鎖的なこの業界におい て、とても意義のあることだと思います。