論文紹介:慢性疲労症候群中枢神経系 8|健康コラム|日本カイロプラクティックドクター専門学院

カイロプラクティック学校、整体学校の日本カイロドクター専門学院・国際基準の教育でカイロドクターを養成します。

カイロプラクティック学校のJCDC
国際整体技術学園/厚生収健政第572号 カイロプラクティック療法振興事業協同組合認定校

カイロプラクティック学校のJCDC 日本カイロドクター専門学院

東京本校 東京都新宿区高田馬場4-4-34 ARSビルディング 新宿校舎(本校)事務局入学案内係
資料請求
カイロプラクティック学校 TOP学院について授業概要卒業後募集要項
海外研修(人体解剖実習)
有資格者向けサイト
学科別適正診断
カイロプラクティック学校比較
治療院を探している方は
募集要項
イベント情報登録
厚生労働大臣認可(厚生省収健政572号)カイロプラクティック療法振興事業協同組合
バナー
「健康管理士」公式サイト
マンガでわかる!カイロプラクティックドクターへの道
JCDC創立22周年!卒業実績4,600名
テクニックルーム

健康コラム

論文紹介:慢性疲労症候群中枢神経系 8

8.セロトニン系

 CleareらはCFSの生理病理的要因または、鬱や活動障害による二次的要因に関連していると思われる5-hydroxytryptamine1A (5-HP 1A) 受容体の減少を報告した。

また、CFS患者のセロトニン神経伝達系についても研究され、上側前部帯状回におけるセロトニン系の異常がCFSの重要な生理病理的要因の一つであると結論付けた。
セロトニン伝達因子(5-HTT)由来プロモーター多形現象研究において、CFS患者では、転写活動を保持する長い対立因子に顕著な増加がみられた。

更に、選択的5-HT再吸収抑制剤であるfluvoxamine投与により1/3のCFS患者に社会復帰が得られた。ラット検体において、5-HTTが疲労の畿序の中心的要因であることが示されたことから、5-HT活動低下が疲労の要因の一つであることが推察される。

これら臨床、実験データにより、セロトニン系異常はCFSの畿序に関与していることが示唆された。
また、セロトニン系は、神経変性疾患における海馬、前頭前野、HPA axisの変化にも関与している。