(米)ライツウエストカイロ大学元講師 米国公認カイロドクター
学長 小倉毅D.C.
(Recent Clinical Trials)
近年の臨床研究結果
偏頭痛に関する研究
被験者:302人(女性88%、男性12%)の偏頭痛患者
被験者分類:3群に分類
・Real Acupuncture群(実際の鍼)
・Sham Acupuncture群(ツボ外の部位に浅い鍼)
・Waiting list群(治療なし)
治 療:8週間12回
データ:頭痛の頻度比較(日記)
実験開始4週間前~開始後8~12週間の症状比較
結 果:回答率 Real Acupuncture群 51%
Sham Acupuncture群 53%
Waiting list群 15%
“real”、“sham”間で有意差なしであったが、“治療なし”との比較では2群ともに改善傾向がみられた。この結果はプラセボ効果あるいは部位に関係ない鍼治療の影響と考えられる。
つづく