野球肩とは、野球の投球動作に似たスポーツ活動によって起こる肩の障害で、腕を無理に広報に伸ばしてしまうことが原因で起こります。
野球以外にもバレーボールやハンドボール、バトミントンやテニスなどでも発症します。人間の肩は本来後ろに動くようにはできていません。
にもかかわらずスポーツをする人は、より速く、より遠くへボールを投げよう、あるいは打とうと可動性のない腕を後方へ無理やりもっていこうとするため、肩の炎症を引き起こしてしまうのです。
あまりに痛みがひどい場合は、氷で冷やして安静にするしかありません。
でも、そこまでひどくない、あるいはちょっと痛い程度という人は、肩の筋肉を強化することで痛みを予防することができます。
野球肩
※この野球肩のタオル療法は、協力者が1人必要です。
①協力者と向かい合って立ち、協力者にタオルの端を持ってもらう。
②タオルのもう一方の端を自分で持ち、野球の投球フォームでタオルを後方に引っ張ろうと力を入れる。
(POINT)手と腕を自分の体より後ろまで持っていかないようにしましょう。肩より前のところで腕が止まるように、あらかじめ協力者との距離を調節しておき、そこから腕を後ろに持っていこうと力を加えるようにします。