打ったとかくじいたとか、ひねったとか、原因が何も思い当たらないのに突然腕が上がらなくなったり、激痛が走ったりすうr原因不明の肩痛。40代以降の人に多いことから四十肩・五十肩などと呼ばれますが、正式な病名は「肩関節周囲炎」と言います。
原因ははっきり改名されているわけではありませんが、背筋の筋力低下によって胸筋の緊張が強くなり、背筋と胸筋のバランスが崩れ方の動きが制限されるせいともいわれます。
早く治したかったら最初が肝心です。痛い肩を無理に動かすことは厳禁。かえって悪化させてしまいます。
最初の処置を間違えると、完治するまでに何年もかかってしまいます。
発症したばかりで痛みがひどい時は、冷却、固定、安静のバスタオル応急処置で炎症を鎮めます。
そして痛みが落ち着いてきたらバスタオルストレッチも合わせ技で行います。
四十肩・五十肩
①ビニール袋に氷を入れ、痛い方の肩にあてがいタオルで固定して安静にする。
②しばらくしたら、痛い側の手首の下にタオルをかけ、痛くない方の手で引っ張り上げる。ゆっくりと絶対に無理はせず、痛みを感じたらそこでストップするのが鉄則。無理のないように3~5回程度にとどめる。
③最後に首がこっているはずなので、首のチェックを行い、動きの悪い方向へのタオルストレッチ(首の矯正)を行う。