腰の矯正
背骨と同様に、腰も体の要です。腰が歪むと、椎間板ヘルニアや坐骨神経痛などをはじめ、便秘や下痢から、不妊症、前立腺障害、膀胱炎などの膀胱障害、夜尿症、婦人科系の疾患、冷え症などの要因になりえます。ぜひバスタオル矯正法で予防を心掛けましょう。
また、腰は疲れが一気に集中してくる部位でもありますから、日々のストレッチで疲れや歪みを十分にとり除いてあげましょう。
腰は非常にデリケートで痛めやすい部位です。くしゃみをしただけでギックリ腰になることもあるほどですから、決して無理をせず細心の注意を払いながら行ってください。
腰の前屈が行いづらい人
足の冷え、痙攣、足の循環不全、椎間板ヘルニアの予防に有効
①床に座って両足を伸ばし、両足の裏にタオルをかけ、タオルの両端を持つ。
②両手でタオルを引っ張りながら、腰を前へ折るように倒す。
腰の後屈が行いづらい人
坐骨神経痛、便秘や下痢、不妊症、椎間関節炎の予防に有効
①仰向けに寝て背筋をまっすぐ伸ばし、膝を軽く立てる。
②腰にタオルをあてがい、両端を持ち、両手でタオルを上に引っ張りながら、タオルのあたっている腰を支点として上体を後ろに反らせる。
★タオルなしでただ仰向けになって反り返るだけでは、支点がなく腰椎を伸ばすという感覚が得られませんが、タオルを使うことによって詰まっている腰椎を伸ばしているという感覚が実感できます。
骨を正すバスタオルストレッチ(腰の矯正編②)に続く