自然と生理的環境≫癌とは何か2|健康コラム|日本カイロプラクティックドクター専門学院

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健康コラム

自然と生理的環境≫癌とは何か2

鶴ケ島 カイロプラクティックセンター[2012.5.1の続き]
院長 船戸孝俊B.S.C.

 

 ビタミンCはどのように癌細胞に効くのでしょうか。
 実験で、ビタミンCがリンパ腫細胞を消滅させるパターンと、人工的に生成した過酸化水素がリンパ腫を消滅させるパターンとが酷似していることが観察されました。

このことから、ビタミンCが酸化される過程で生じる過酸化水素が、リンパ腫を消滅させる作用を持っているとわかったのです。

つまりビタミンC摂取は癌細胞消滅に効くということが証明されました。
 しかし過酸化水素は細胞にとっては猛毒です。では、どのようにして選択的に癌細胞に作用するのでしょう。


 この療法は、血管中に超高濃度ビタミンCが点滴により注入されます。癌細胞塊は組職能のある場所、つまり血管外組織に存在するため、ビタミンCは血管内から血管外組織に運ばれて、過酸化水素を生じ癌細胞を細胞死させます。


 しかし疑問がわきます。癌細胞を死滅させるだけの猛毒なのです。正常細胞には影響はないのでしょうか。血管内細胞を含む正常細胞には、カタラーゼやグルタチオンペルオキシターゼなどの過酸化水素を分解する酵素を持っているのです。

つまり過酸化水素により癌細胞だけが死滅し、正常細胞には無害ということです。

確かにビタミンCの摂取によりシミやソバカスの予防になったりします。それもその作用一つのようです。妊婦中に子宮癌が見つかり、ビタミンCの大量摂取で妊娠期間を乗り切り、無事出産させた実例も間きました。


 今米国では二重盲検法など、国の認定のためのプロセスに入っているそうです。新たなる抗癌剤として、ビタミンCが活躍する日が来るのではないでしょうか。日本も早く承認してほしいものです。


 今思うことは、この得体のしれない癌という病気にたいして、考え方を変える時に来ているのかもしれないということです。

今や二人に一人が癌になり、三人に一人が癌で死ぬ時代です。せめて自分の家族だけは、QOLを下げることなく守れるように知識を深めていきたいと思います。


 最後に、今回をもちまして私の記事は終了となります。組合員の皆様と、|司じ時代に同じ時を過ごせ、共に学べることの喜びを日々感じています。

しかし今世の中が混迷の時代となっており、どうかするとこの日本という国はいろいろな意味で、一度崩壊するのではないかと思うくらいです。日々後悔することなくしっかりと歩んでいきたいものです。

どうか皆様ご自愛ください。ご愛読ありがとうございました。

 


終わり